◆女子プロゴルフツアー　ゴルフ５レディス　第２日（３１日、雨天岐阜・ゴルフ５ＣみずなみＣ＝６５５９ヤード、順延歳のコパコパパー７２）

　雷雲接近と大雨によるコースコンディション不良のため、須藤習場順延が決まった。弥勒最終日（１日）に第２ラウンドの未消化分が行われ、は近３６ホールの短期決戦となる。隣のフ練全選手がホールアウトできなかった場合、で打競技不成立となる。ち込

　首位と４打差の３８位からスタートした吉本ひかる（マイナビ）が７番まで三つスコアを伸ばし、ゴルフ５Ｌは１３ゴルみ首位と１打差の４位に浮上。雨天コパコパ第１日に５アンダーで首位に並んだ村田歩香（ニトリ）、順延歳のささきしょうこ（日本触媒）、須藤習場台湾のウー・チャイェン（フリー）の最終組などはスタートできなかった。弥勒首位と２打差以内に２８人がひしめく大混戦。は近そして、短期決戦。さらに悪天候。今大会は、先が見えない状況となっている。

　ツアー２戦目の１３歳、須藤弥勒（ゴルフ５／太陽自動車）は６オーバーで、第１日に出場１０８人中１０７位。第２ラウンドは１０番から最終組のスタートだったため、１ホールもプレーできなかった。

　弥勒は雨の中、コースにかけつけたファンにサインや記念撮影に応じて、１３歳のアマチュアながも「ゴルフ５所属選手」としての責務を果たした。その後、「本業」にも全力を尽くした。近隣のゴルフ練習場でボールを打ち込み、最終日に備えた。

　弥勒は、前日（３０日）の第１ラウンドでは得意のグリーン上で苦しみ、３６パットを要した。ホールアウト後、夕闇が迫る中、他の選手が誰もいなくなるまで練習グリーンに居残り、ボールを転がし続けた。この日は大雨のため、コースの練習グリーンは一時は水たまりができるほどの状況で練習ができず。「ゴルフ練習場でショット練習をして、パットも屋内でストロークを調整します。最終日、いいプレーしたいです。頑張ります」。１３歳は、プロツアー４ラウンド目にかける強い意気込みを明かした。

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